Thursday, December 28, 2006

キャッシング業界では、キャッシングを利用している消費者のなかで複数のキャッシング会社などに
債務(借金)があり、その返済が困難な状態に陥っている消費者のことを「多重債務者」と呼んでいる。
多重債務に陥った消費者を、社会的、経済的に早期に立ち直らせるための公正・中立な相談機関として
1987年に設立された「財団法人・日本キャッシング協会」の業務内容を紹介すると、
その主な業務内容は、多重債務者の更正・救済を図るためのカウンセリング業務、多重債務者発生を
未然に防止するための啓発業務だ。
カウンセリングは無料で、相談の秘密は守られるが、カウンセリングをうけるためには次の五つの条件を
満たさねばならない。
キャッシング利用者であること、本人が自発的に債務を返済しようとする意思をもっていること、
債務は本人の収入などからおおむね3年以内に返済可能であること。
債務は個人事業者で営業に関し生じたものや債務はが法人であるものを除き、
個人的なものであること、カウンセリング協会に本人自身が来所可能であること、の五つである。